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入社3年目を前に転職を考えたら|28歳・葵さんが残る理由と辞める理由を並べた夜

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入社3年目を前に転職を考えたら|28歳・葵さんが残る理由と辞める理由を並べた夜

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入社3年目を前に転職を考えたら|28歳・葵さんが残る理由と辞める理由を並べた夜

入社3年目を前に転職を考えたとき、すぐに辞めるか、我慢して残るかの二択にしなくて大丈夫です。まず、つらかった出来事を感情と確認できる事実に分け、残りたい条件と変えたい条件を整理します。現職継続、異動や相談、学び直し、転職を同じ表で比べてから、次の一週間にできる行動を一つずつ決めます。

ここでは、営業事務として働く28歳の葵さん(仮)の相談を例にします。年齢だけで転職の可能性を決めたり、転職すれば年収や幸福度が上がると保証したりしません。体調不良、ハラスメント、安全に関わる問題がある場合は、キャリアの整理だけで抱えず、社内外の相談窓口や医療機関へつなぎます。

日本人女性が夜の自宅で入社3年目を前に転職理由をノートへ書いている
転職を決める前に、起きた出来事と自分の気持ちをいったん書き出す。

葵さんが「辞めたい」と思った夜

葵さんは、入社3年目を前に、後輩の教育と新しい業務を任されました。頼られることはうれしい一方、残業が続き、業務の優先順位が曖昧なまま締切だけが増えました。ある夜、上司から急な資料修正を頼まれ、翌朝の会議までに一人で対応したことをきっかけに、「このまま続けてよいのか」と思いました。

最初にノートへ書いたのは、「評価されない」「将来が不安」「もう限界」という言葉でした。これらは大切な感覚ですが、転職先を選ぶ条件にするには、確認できる事実へ置き換える必要があります。たとえば、直近3か月の残業時間、担当業務、休日の連絡、評価面談の有無、手取り、通勤時間を分けて記録します。

感情と確認できる事実を分ける

「成長できない」は感情や解釈を含む言葉です。どの業務を任されていないのか、研修やフィードバックがあったのか、半年後にできるようになりたいことは何かを書きます。「給料が低い」なら、現在の基本給、固定手当、賞与、残業代、手取り、昇給条件を給与明細や雇用契約で確かめます。

「人間関係がつらい」場合も、誰が悪いと決めつけず、いつ、どこで、何が起き、業務や体調にどんな影響が出たかを記録します。侮辱、脅し、差別、性的な言動、過度な要求などがある場合は、日時・発言・同席者・証拠を残し、会社の相談窓口、産業医、総合労働相談コーナーなどへ相談します。危険が迫っているなら、転職準備より安全確保を優先します。

日本人女性が転職の気持ちと確認できる勤務事実を別々の紙へ整理している
「つらい」という感情と、勤務時間・業務・待遇などの事実を別にする。

残る理由と変えたい理由を同じ表に置く

辞める前に変えられる条件を探す

葵さんは、残る理由として「通勤が短い」「同僚に相談しやすい」「営業事務の経験が積める」を挙げました。変えたい理由は「残業の見通しが立たない」「評価基準が分からない」「企画寄りの仕事を学びたい」です。残る理由があるから辞めてはいけないのではなく、変えたい条件を言葉にするために並べます。

次に、現職継続、上司や人事への相談、異動、学び直し、転職の五つを候補にしました。それぞれについて、収入、通勤、残業、学べること、体調、家計への影響、実行までの時間、やめた後に戻せるかを書きます。転職だけを正解にせず、今の会社で条件を変える可能性も一緒に検討します。

日本人女性が現職継続と異動と学び直しと転職の選択肢を比較している
継続・相談・異動・学び直し・転職を、同じ条件で比べる。

通勤と残業を含む可処分時間を比べる

求人票の勤務時間だけでは、生活の差が分かりません。現在の始業・終業、残業、通勤、昼休み、帰宅後の家事を一週間分記録します。候補の求人は、所定労働時間、固定残業代の有無、平均残業の説明、勤務地、在宅勤務の条件を確認し、通勤時間を含めた一日の拘束時間で比較します。

「在宅あり」と書かれていても、頻度、対象部署、試用期間、出社義務、通信環境の負担を確認します。通勤が短くても残業が増えれば、学習や休息の時間は減ります。給与だけでなく、平日に自分の時間がどれだけ残るかを、現在と候補で同じ方法で計算します。

日本人女性が仕事と通勤と残業と休息の時間を一日の予定表で比較している
所定時間だけでなく、通勤・残業・家事・休息を含めて比較する。

求人票と労働条件通知書を別々に確認する

求人票は応募前の情報であり、採用後の労働条件をすべて確定する資料とは限りません。職種、雇用形態、契約期間、試用期間、就業場所、業務内容、勤務時間、休日、賃金、固定残業代、社会保険、更新条件を読みます。面接で説明された内容と求人票が違う場合は、採用前に確認します。

採用が決まったら、会社から示される労働条件通知書や雇用契約書を読み、求人時の条件と照合します。給与の額面だけで決めず、固定手当、控除、賞与の扱い、残業代、転勤、業務変更の範囲を確認します。分からない項目を曖昧なまま承諾せず、質問と回答を保存します。

日本人女性が求人票と労働条件通知書の勤務時間と賃金と契約期間を確認している
求人票と採用後の労働条件通知書を照合し、違いを質問する。

退職前に家計と制度を確認する

退職を先に決める前に、家賃、食費、光熱費、通信費、保険、返済などの固定支出を月単位で確認します。退職後の収入が途切れる期間、転職活動の交通費や資格費用、住民税や社会保険の支払いも見積もります。生活防衛資金の月数は家庭によって違うため、他人の目安をそのまま当てはめません。

離職理由や雇用保険の加入期間などで、利用できる制度や手続きの時期が変わる場合があります。退職届を出す前に、ハローワーク、健康保険、年金、自治体の最新案内を確認します。心身の不調で働けない場合は、退職だけで解決しようとせず、医療機関、産業医、会社の休職制度や相談窓口も選択肢にします。

日本人女性が転職前後の手取りと固定費と生活防衛資金を家計ノートで比べている
額面ではなく、手取り・固定費・転職活動費・制度を含めて家計差分を見る。

サービスを使わない選択肢も含めて応募を管理する

転職サイトやエージェントは、求人の不足情報を補える場合がありますが、登録が必須ではありません。会社の採用ページ、公共職業安定所、知人の紹介、職業訓練、自治体の相談窓口なども候補です。サービスを使う場合は、対象職種・年代・地域、求人範囲、面談方法、連絡頻度、退会方法を確認し、複数登録を目的にしません。

応募管理表には、会社名、職種、勤務地、雇用形態、応募日、連絡期限、面接日、聞きたいこと、辞退理由を記録します。紹介された求人でも、労働条件を自分で確認します。連絡が多すぎる、希望しない求人を断りにくい、個人情報の利用範囲が不明な場合は、担当者へ伝えるか、サービスを使わない方法へ戻します。

日本人女性が転職の応募先と面談日と確認事項を管理表へ記録している
応募先・期限・確認事項を一つの表で管理し、連絡に追われないようにする。

葵さんが次の一週間にすること

月曜日は、直近3か月の勤務時間、手取り、通勤、体調を記録します。火曜日は、辞めたい出来事を感情と事実に分けます。水曜日は、現職で相談できる相手と、異動や業務調整の可能性を確認します。木曜日は、求人票を一件だけ読み、勤務条件と家計差分をメモします。金曜日は、必要なら応募書類の職務経験を一段落だけ書きます。

週末は、転職するかを決めるのではなく、続ける条件、変える条件、中止する条件を見直します。睡眠や体調が崩れている、ハラスメントや安全の問題がある、生活費の見通しがない場合は、応募数を増やす前に相談先へつなぎます。転職活動は、現職を辞める決断と同じ日に始めなくてもかまいません。

日本人女性が転職を考えた次の一週間の確認と応募準備を予定表へ書いている
次の一週間は、事実の記録・条件確認・相談・応募準備を一つずつ進める。

判断を急がないための見直し基準

一週間整理しても結論が出ないことは珍しくありません。その場合は、転職するかどうかではなく、何を確認できれば次の判断に進めるかを決めます。たとえば、上司に業務量の調整を相談した返答、異動先の仕事内容、求人の勤務条件、転職後の手取り見込みなどです。確認できないものを想像だけで埋めず、「未確認」として残すと、焦りから応募や退職を決めにくくなります。

残る場合は、三か月後に見直す条件を一つか二つに絞ります。残業時間、担当業務、面談の実施、睡眠や体調など、本人が記録できる項目にします。転職活動を続ける場合は、応募数よりも、希望条件に合う求人を読めたか、質問を確認できたか、生活を崩さず進められたかを振り返ります。どちらを選んでも、途中で条件が変わったら計画を修正して構いません。

判断が難しいときは、信頼できる人に「辞めるべきか」ではなく、「この事実をどう確認したらよいか」と相談します。相談相手の経験談は参考になりますが、雇用契約や制度の扱いが自分にも当てはまるとは限りません。応募先や会社からの説明、公式情報、必要に応じた専門窓口の案内を分けて保存し、自分の条件に照らして確認します。

応募前の質問は、勤務時間の実態、繁忙期、固定残業の計算、配属後の業務、評価方法、試用期間中の条件、勤務地の変更可能性の順に整理します。退職を伝える前には、給与明細、雇用契約、就業規則、勤務記録、会社からの説明を自分用に保存し、個人情報や機密資料は持ち出しません。確認できた日付と相手も記録しておくと、後から条件を比べ直せます。

退職後にすぐ次の仕事が決まらない可能性も、予定表に入れておきます。健康保険や年金の切り替え、雇用保険の手続き、住民税の支払いなどは、退職日や加入状況によって必要な対応が異なります。会社から受け取る書類を確認し、分からないまま期限を過ぎないよう、退職前に窓口と確認日をメモします。転職先が決まっていても、入社日までの空白や試用期間中の扱いを家計と予定に反映します。

最後に、判断メモには「今分かっていること」「まだ確認できていないこと」「確認する相手」「次に決める日」を書きます。決断を先延ばしにするためではなく、感情が強い夜に大きな契約や退職届を急いで出さないための仕組みです。葵さんはこのメモを一人で抱えず、必要な部分だけを相談相手に見せることにしました。

確認に使える相談先と公式情報

労働条件は求人票だけでなく、雇用契約書や労働条件通知書と照合します。職場の悩みやハラスメントを一人で整理できないときは、会社の相談窓口、産業医、労働局の総合労働相談コーナーなどへ相談します。制度の期限や給付は退職理由や加入状況などで変わるため、厚生労働省、ハローワーク、自治体の最新案内を確認してください。

転職を考える前に準備を整える

残る理由と辞める理由を並べたあと、職務経歴書や面接で経験を言葉にする練習をしたい人もいます。求人や転職サービスの情報とは分けて、発行日と目次を確認しながら、今の自分に必要な準備だけを補える一冊を選んでください。

入社3年目の転職条件を整理する

辞める理由だけでなく、残したい仕事、収入、勤務地、勤務時間、成長機会を並べてから相談します。

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※中途向けの無料相談です。紹介求人・対応職種・勤務条件・連絡頻度・退会方法は申込み前にご確認ください。

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この記事を書いた人

おひとりさまの生活設計を専門にする編集・調査チームです。編集部には、老後・お金、住まい、仕事・副業、転職・婚活、旅・食事、美容・セルフケアの各分野に詳しいスペシャリストが在籍し、それぞれの実務経験や実体験をもとに執筆・確認しています。経験談をそのまま押しつけるのではなく、年齢、収入、住む場所、体力、時間、予算など条件を分け、費用・手間・続けやすさ・失敗しやすい点まで比較できる判断材料に整理します。制度や料金は公式情報と更新履歴を照合し、旅や食事は現地の動線と一人での過ごし方を具体化。調査、論点整理、構成、比較設計、表現・リンクの品質確認を分担し、広告提携の有無と記事の評価軸を分けています。専門家集団として、読者が自分の基準で次の一歩を決められる編集を行います。