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シニアの婚活|60代・70代がパートナーを探すときの選択肢と注意点

シニアの婚活で安心できる関係の条件を考える日本人女性

60代、70代で「一緒に食事をする相手がほしい」「再婚ではなく、無理のない交際を始めたい」と思うことは自然です。一方で、家族や資産、健康、住まいの話が早く出ると、不安を感じることもあります。シニアの婚活は、結婚だけをゴールにせず、望む関係と安全に続けられる距離を先に決めることが大切です。

この記事の要点

  • まず「結婚」「交際」「食事や趣味の友人」など、求める関係を言葉にする。
  • 活動方法は、費用だけでなく本人確認、相談体制、休会・退会条件で比べる。
  • 初対面は昼間の公共の場所で会い、送金・投資・高額契約を求められたら止めて相談する。
目次

60代・70代の婚活で最初に整理したいこと

シニアの婚活では、若い頃のように「まず会ってから考える」だけでは、生活の条件が後から大きな負担になることがあります。結婚したいのか、恋人がほしいのか、週末に会う相手がほしいのかで、向いている場所と確認項目は変わります。

望む関係を四つから選ぶ

  • 法律上の結婚を前提に、生活も一緒にしたい
  • 再婚や同居は急がず、交際を続けながら考えたい
  • 別居のまま、食事や旅行を一緒に楽しみたい
  • 結婚や恋愛より、趣味や会話を共有できる友人がほしい

どれが正解ということはありません。相手にも同じ選択をする自由があるため、プロフィールや初回の会話で「今は同居を考えていない」など、希望を早めに伝えます。

一人でいたい時間も予定に残す

パートナーを探していても、すべての休日を活動に使う必要はありません。会う頻度を月二回まで、連絡は夜9時までなど、今の生活を守る条件を決めます。寂しさを埋めるために急いで契約しないことも、婚活の大切な準備です。

日本人の60代女性がノートに望む関係を書き出す様子

シニアが使える婚活の選択肢

選択肢は、オンラインのマッチングサービス、結婚相談所、自治体や地域団体のイベント、趣味の集まりなどです。年齢だけで一つに決めず、本人確認の方法、スタッフの支援、相手と会うまでの手順を比べます。

方法 向いている人 確認したい点
マッチングサービス 自分のペースで候補を探したい 本人確認、通報・ブロック、料金の自動更新
結婚相談所 条件整理や日程調整を支援してほしい 登録料、月会費、成婚料、休会・中途解約
自治体・地域イベント 対面の活動を安全に始めたい 主催者、参加条件、連絡先の扱い
趣味の集まり 結婚より自然な交流を求める 費用、主催者、個別勧誘の有無

料金は総額と支払う期間で見る

月額だけを見ると、初期費用やオプション、紹介料、成婚料を見落とすことがあります。活動期間を三か月、半年など仮置きし、通常料金と追加料金を分けて書き出します。

費用欄 確認する質問
初期費用 登録料・入会金に何が含まれるか
継続費用 月会費や更新料はいつ発生するか
活動費 紹介、イベント、写真、相談に別料金があるか
終了時 休会・退会・中途解約の方法と返金条件は何か

日本人のシニア女性が婚活サービスの料金表を確認する様子

プロフィールと初回メッセージの作り方

プロフィールでは、若く見せることや条件を盛ることより、今の生活が伝わる内容を優先します。住んでいる地域は最寄り駅までにとどめ、勤務先、資産、家族の詳細は初期段階で書きすぎません。

伝えるとよい内容

  • 休日の過ごし方と、月に会える回数
  • 食事、散歩、旅行など一緒にしたいこと
  • 結婚・同居・別居についての現在の考え
  • 喫煙、飲酒、ペットなど暮らしに関わること

初回メッセージは急いで連絡先を移さない

数往復で親密になったと感じても、すぐに個人の電話番号や別のSNSへ移す必要はありません。サービス内の通報・ブロック機能が使える状態を保ち、会う約束は昼間の人目がある場所にします。

警察庁は、SNSやマッチングアプリで親密になった相手から投資を求められる事例について、送金前に詐欺を疑い相談するよう案内しています。「二人の将来のため」「今だけ」「誰にも言わないで」と言われても、送金や暗号資産の購入はしません。

日本人のシニア男性がスマートフォンで婚活のメッセージを確認する様子

初対面を安全にするチェックリスト

初対面は、相手を疑うためではなく、自分が落ち着いて判断するための時間です。短時間で切り上げられる予定にし、帰りの交通手段を自分で確保します。

  1. 昼間のカフェや公共施設など、周囲に人がいる場所を選ぶ
  2. 家族や友人に日時・場所・相手の表示名を共有する
  3. 現地集合・現地解散にし、車への同乗や自宅への訪問は断る
  4. 高額な食事、商品、投資、借金の話が出たらその場を離れる
  5. 違和感があれば、理由を詳しく説明せず帰ってよい

本人確認と安全機能を確認する

本人確認済みという表示だけで、相手の人柄や結婚意思まで保証されるわけではありません。本人確認書類の扱い、違反報告への対応、ブロック、プロフィール公開範囲、相談窓口を利用前に確認します。

日本人のシニア男女が昼間のカフェで初対面の会話をする様子

会った後に確認する生活の条件

数回会って好印象でも、すぐに同居やお金の話を進める必要はありません。相手の答えだけでなく、自分がその条件で安心して暮らせるかを考えます。

話題 確認例 急がない理由
住まい 同居か別居か、会う場所はどこか 住み替えや契約は戻しにくい
お金 費用の分担、貸し借りをしない約束 親密さと金銭判断を分けるため
家族 子や親族への紹介時期 家族の同意を急いで求めないため
健康 伝えておきたい生活上の配慮 病名や詳細を無理に開示しないため

お金と相続の話は第三者を交える

交際相手からお金を預けてほしい、名義を貸してほしい、投資を一緒にしたいと言われたら、恋愛の話から切り離して考えます。家族、自治体の相談窓口、消費生活センターなど、契約や財産を確認できる第三者へ相談します。

日本人のシニア女性が家族と交際の条件を相談する様子

休む・やめる判断を先に決める

活動を続けて疲れたら、休会や退会を選べます。相手に断られたことや、何度も会う負担を理由に、自分を責める必要はありません。

サービスをやめるときは、アプリを削除するだけで課金が止まるとは限りません。自動更新の停止、退会申請、登録情報の削除をそれぞれ確認し、完了画面や受付メールを保存します。

休会を考えるサイン

  • 連絡の通知を見るだけで眠れなくなる
  • 予定や費用が生活を圧迫している
  • 断りたいのに相手や担当者へ言えない
  • 本来の希望より、成績や周囲の期待で続けている

休会中の料金や、再開時にプロフィールが公開されるかもサービスごとに異なります。休む前に規約と設定を確認し、再開しない場合は退会まで済ませると、意図しない請求や連絡を防ぎやすくなります。

断り方は短くてよい

「考え方が合わないため、これ以上のお付き合いはしません」「今後の連絡は控えてください」と、結論を短く伝えます。相手が納得するまで説明したり、断った後も返信し続けたりする義務はありません。

断った後に別のアカウントから連絡が続く場合は、返信せず記録を残し、サービスの通報機能や警察相談を利用します。一人で抱えないことが大切です。安心できる人に共有しましょう。無理は禁物です。安全を最優先します。

日本人のシニア女性が丁寧に断るメッセージを書く様子

トラブルに遭ったときの相談先

送金、契約、強引な勧誘が関わる場合は、サービス運営会社の窓口だけで終わらせません。消費者庁は、マッチングアプリをきっかけにした勧誘や契約について注意喚起しており、消費者ホットライン188で地域の相談窓口につながります。

脅し、つきまとい、暴力など身の危険があるときは、相手と会って解決しようとせず、安全な場所へ移動します。緊急でない警察への相談は#9110、緊急時は110番を利用します。

日本人のシニア男性が相談窓口で婚活の不安を話す様子

最初の1か月は小さく試して振り返る

いきなり複数のサービスへ登録すると、連絡や費用の管理が難しくなります。最初の1か月は、情報収集の週、プロフィールを整える週、短時間で会う週のように区切り、負担を確認しながら進めます。

  1. 1週目:望む関係、予算、会う頻度を書き、候補を二つまで比較する
  2. 2週目:本人確認、料金の総額、自動更新、休会・退会条件を読む
  3. 3週目:メッセージを無理のない数だけやり取りし、連絡先を急いで移さない
  4. 4週目:会った後の安心感、疲れ、費用、希望との一致を記録する

振り返りは相手の評価だけにしない

「相手が良かったか」だけでなく、「自分は無理なく話せたか」「断りたいことを断れたか」「帰宅後も安心して眠れたか」を確認します。会えた人数や返信数を成果にすると、違和感がある相手にも無理に合わせやすくなるためです。

登録前に画面を保存する

料金、更新日、解約方法、相談窓口は、登録画面と利用規約で確認します。重要な条件を自分用に保存し、後から表示が変わったときに確認できるようにします。分からない項目が残るなら、申込みを止めて質問してから判断します。

シニアの婚活でよくある質問

60代や70代から婚活を始めても遅くありませんか?

始める年齢だけで、活動の価値や結果は決まりません。結婚、別居交際、友人関係など、望む関係と生活のペースに合う場所を選びます。

子どもに婚活を反対されたらどうしますか?

心配の理由を聞き、会う頻度やお金の扱いなど、自分で守る条件を共有します。最終的な交際の判断は本人が行いますが、財産や同居が関わる場合は、急がず第三者にも相談します。

相手から投資や送金を頼まれたら?

送金せず、メッセージや振込先などの記録を保存します。警察相談専用電話#9110や消費者ホットライン188へ相談し、相手の要求に応じるための追加連絡は控えます。

日本人のシニア女性が安心できる関係を考えて窓辺に立つ様子

まとめ:望む関係と安全条件を決めてから始める

シニアの婚活は、結婚するかどうかを急いで決める活動ではありません。会う頻度、住まい、お金、家族との距離を整理し、自分が無理なく続けられる選択肢を比べます。

本人確認や通報機能を確認し、初対面は公共の場所で会います。送金、投資、高額契約、脅しが出たら活動を止め、記録を残して専門窓口へ相談してください。

今日できる一歩

  1. 望む関係を一つ、会う頻度と一緒に紙へ書く。
  2. 候補サービスの総額、本人確認、休会・退会条件を確認する。
  3. 初対面の場所と、困ったときに連絡する人を決める。

シニア婚活の準備を自分のペースで

60代・70代の出会い方を比較したあと、希望する暮らしや健康面の条件を整理してから相談したい人もいます。年齢やサービスの対象条件は各社の最新表示を確認し、発行日と目次を見ながら、面談で話す準備だけを補える一冊を選んでください。

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この記事を書いた人

おひとりさまの生活設計を専門にする編集・調査チームです。編集部には、老後・お金、住まい、仕事・副業、転職・婚活、旅・食事、美容・セルフケアの各分野に詳しいスペシャリストが在籍し、それぞれの実務経験や実体験をもとに執筆・確認しています。経験談をそのまま押しつけるのではなく、年齢、収入、住む場所、体力、時間、予算など条件を分け、費用・手間・続けやすさ・失敗しやすい点まで比較できる判断材料に整理します。制度や料金は公式情報と更新履歴を照合し、旅や食事は現地の動線と一人での過ごし方を具体化。調査、論点整理、構成、比較設計、表現・リンクの品質確認を分担し、広告提携の有無と記事の評価軸を分けています。専門家集団として、読者が自分の基準で次の一歩を決められる編集を行います。