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扉が開いたら焼肉トラジだった|ひとり焼肉

開いたエレベーターから、一人分の食器と七輪が用意された静かな焼肉店のテーブルを見る

エレベーターの扉が開いた。

一歩踏み出す前に、店内が全部こちらを向いているように見えた。

「入口は、どこ?」

探すまでもない。6階に着いた瞬間、もう焼肉トラジの前だった。

ひとり焼肉には、心の助走がいる。その助走を、エレベーターに置いてきてしまった。

エレベーターが店内へ直接開き、少し驚く一人客の場面イメージ
迷う廊下はなかった。扉が開けば、もう一人焼肉の始まりです。
目次

17時、店にいた客は私だけだった

静かな時間に一人席へ案内される
早い時間に入店し、落ち着いた一人席へ案内される場面。(イメージ画像)

池袋駅西口から歩き、ルミエールビルの6階へ上がった。

焼肉トラジには少し敷居が高い印象があった。しかも今日は一人。けれど予約はしてある。名前を告げると、店員さんは戸惑う様子もなく席へ案内してくれた。

そこで、別の意味で戸惑った。

……誰もいない。

17時だった。まだ早かったのだろう。壁側の席に座り、店で最初の客になった。

恥ずかしいどころか、広い店を一人で借り切ったような静けさだった。

七輪が来ると、急に逃げられなくなる

席につくなり、炭の入った七輪が運ばれてきた。

炭が赤くなっていく。焼肉の匂いが立つ前なのに、もうおいしい気がした。

ほぼ無人の焼肉店で一人、炭火を見つめて料理を待つ女性の場面イメージ
17時の店内。肉が来る前の炭まで、自分だけのものに見えた。

ただ、焼肉店のメニューには部位が多い。何を頼めばいいのか分からない。部位の説明を眺めながら、立て看板で見た白州をまず注文した。

テーブルには呼び出しボタンが見当たらない。あとで店員さんを呼べなくなるのが怖くて、料理もまとめて頼んだ。

四代目トラジサラダ。ホルモン3種盛り合わせ。クリームチーズチャンジャ。そして、限定ヒレぶつ。

一人なのに、注文だけは宴会の入口みたいになった。

「意外と量あります(笑)」から始まった

一人分の注文を組み立てる
部位と量を確認し、一人分の注文を組み立てる場面。(イメージ画像)

最初のトラジサラダは、想像よりしっかり量があった。

パリパリに揚げられたレンコンとごぼう。少しピリ辛で、コチュジャンを思わせる味のドレッシング。

次は、店員さんに「ありますか」と聞いて頼めた限定ヒレぶつ。

口へ入れると肉汁が広がり、噛むほど肉の味が出てくる。当時の感想は、ほとんど勢いだけで書かれている。

これは是非食べるべき一品です!!

タレを重ねなくても、レモンだけで十分だと思った。

部位の説明を見ながら、一枚ずつ焼いた

ホルモン3種盛り合わせが来ると、店員さんが一つずつ部位を説明してくれた。

ミノが焼けていく。隣に添えられていた白いものは、にんにくではなく餅だった。網の上で焼き餅にすると、柔らかい。

ホルモンも、やはり柔らかい。とくに印象に残ったのはハツだった。強いコリコリ感というより、噛むほど味が出てくる。説明を確かめ、焼き具合を見て、食べる。

一人焼肉には会話がない。その代わり、一枚ごとに小さな仕事がある。

焼きすぎない。生焼けにしない。次の肉を置く。グラスを持つ。クリームチーズチャンジャを少しつまむ。

忙しい。でも、その忙しさが心地よかった。

炭火で肉を一枚ずつ焼きながら一人焼肉を楽しむ女性の場面イメージ
一枚ずつ焼けば、焼き加減も次の一口も全部自分で決められる。

30分後、ようやく二組目が来た

母娘らしい二人が来るまでの約30分間、店内の客は自分だけだった。

18時を過ぎると、ぽつぽつ客が入ってきた。この夜の訪問者は、予約画面で18時以降の席が埋まっていたこともあり、平日の17〜18時ごろが一人で入りやすそうだと感じている。

ただし、それはこの日の印象だ。

土日祝日や夜のピーク、案内される席が違えば、同じ気楽さにはならないかもしれない。呼び出しボタンがなかったため、混雑時に追加注文できるかも少し心配だった。

それでも、店員さんは気さくだった。一人で来たことを面倒がられた感覚はない。

二時間後、棒アイスを受け取った

ゆっくり焼いて、食べて、飲んだ。滞在は約2時間。

最後に「お口直しにどうぞ」と、棒アイス、おしぼり、ほうじ茶が来た。

一人焼肉へ来る前に恐れていたことは、だいたい起きなかった。

視線に囲まれることもない。注文を断られることもない。肉を焼く手が余ることもない。

むしろ問題は、エレベーターの扉が開くまでに心の準備を終えられるかどうかだった。


池袋西口店は、現在も同じビルの6階にある

2026年9月7日に公式情報を確認すると、焼肉トラジ池袋西口店は東京都豊島区西池袋1-17-7、ルミエールビル6階で営業しています。

JR池袋駅西口から徒歩2分、東京メトロ池袋駅C8出口から徒歩1分。公式ページには、平日のランチが11時30分〜15時、ディナーが17時〜23時30分、土日祝は12時〜23時30分、定休日なしと掲載されています。

総席数は52席。そのうちカウンターが10席、ソファー席が42席です。旧訪問では壁側のテーブルへ案内されましたが、現在の公式情報では一人でも使いやすそうなカウンターという選択肢も確認できます。

予約しても、席の種類は指定できない

池袋西口店の公式予約画面へ進めます。ただし、ウェブ予約では席を指定できないと明記されています。

希望人数を選べない場合と当日予約は、店舗へ電話で問い合わせる案内です。つまり「一人だから必ずカウンター」とは限りません。壁際やカウンターを希望するなら、確約されると思い込まず予約前に相談します。

公式予約画面には、当日キャンセルの料金も掲載されています。連絡なしは1人5,000円、連絡ありは1人3,000円。予約時間を連絡なく15分過ぎた場合、待っている客を優先することがあるとも案内されています。

昔の四品を、そのまま再注文できるとは限らない

旧訪問で食べたのは、四代目トラジサラダ、ホルモン3種盛り合わせ、クリームチーズチャンジャ、限定ヒレぶつでした。

現在の公式メニューにはサラダ、ホルモン、ハツ、ヒレなどのカテゴリーや料理がありますが、店舗により一部の内容・金額が異なると案内されています。当時食べたものと同じ名称・内容の四品が池袋西口店で常時そろうとは確認できませんでした。

「あのヒレぶつを食べたい」と決めて行くより、今ある料理を店舗メニューで見て選ぶほうが確実です。公式PDFも仕入れによって内容が異なる場合があるとしています。

席と注文量を先に決めておく

いま一人で行くなら、ここを決めておく

  1. 席より先に、時間を決める。 カウンターの有無は確認できますが、ウェブ予約では席指定ができません。
  2. 一人分の量を組み立てる。 肉だけでなく、サラダや一品料理を頼むなら最初から品数を増やしすぎないようにします。
  3. 限定品を前提にしない。 旧訪問の料理名と現在の提供内容は同じとは限りません。
  4. 変更は早めに連絡する。 公式予約には当日キャンセル条件があります。

店の前で迷う時間が長いほど、緊張は育つ。

池袋西口店では、エレベーターの扉がその迷う時間をほとんど与えてくれない。

だから予約をして、食べたいものを一つ決めて、6階のボタンを押す。扉が開いたら、あとは一枚ずつ焼けばいい。

ひとり焼肉を最後まで楽しむ準備

ひとりで入る店では、席に着いてから迷わない準備が安心につながります。最初に滞在時間を決め、次に食べる量と予算の上限を決めます。注文を追加するか迷ったら、料理が届いた時点で一度箸を置き、空腹と満足度を確認します。

  • 予約画面で一人利用、席の種類、滞在時間を確認
  • 最初の注文は少なめにし、追加できる余白を残す
  • 会計方法と退店のタイミングを先に決める

店内の混雑や隣席の視線が気になる日は、入口に近い席やカウンターを選びます。食べ切れないと感じたら無理に追加せず、次に来る楽しみを残して帰る。それも一人の食事を長く続けるための選択です。

焼肉トラジ池袋西口店の席とコースを確認する

一人席の有無、注文量、予算、来店時間を本文で整理したあと、希望日の空席とコース条件を照合します。予約内容の変更・キャンセル条件は予約時点の表示をご確認ください。

焼肉トラジ池袋西口店の空席・プランを一休.comレストランで確認する

※営業日・席・料金・予約条件は予約時点の表示をご確認ください。

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この記事を書いた人

おひとりさまの生活設計を専門にする編集・調査チームです。編集部には、老後・お金、住まい、仕事・副業、転職・婚活、旅・食事、美容・セルフケアの各分野に詳しいスペシャリストが在籍し、それぞれの実務経験や実体験をもとに執筆・確認しています。経験談をそのまま押しつけるのではなく、年齢、収入、住む場所、体力、時間、予算など条件を分け、費用・手間・続けやすさ・失敗しやすい点まで比較できる判断材料に整理します。制度や料金は公式情報と更新履歴を照合し、旅や食事は現地の動線と一人での過ごし方を具体化。調査、論点整理、構成、比較設計、表現・リンクの品質確認を分担し、広告提携の有無と記事の評価軸を分けています。専門家集団として、読者が自分の基準で次の一歩を決められる編集を行います。