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やっぱりひとりは寂しい？

女性の４人に３人は結婚意欲あり

厚生労働省の調査によると20代独身男性の61.9%、女性の75.6%が結婚したいと考えているとのことです。独身女性の実に４人に３人はいつかは結婚したいと考えているのです。さらに10年前の調査に比べると女性は６ポイントも結婚意欲が上昇しているそうです。

結婚意欲はむしろ高まっているのに未婚化が進んでいるのは何が原因なのでしょうか。厚生労働省の調査にはまだ続きがあり、次のように分析しています。

親との同居は婚期が遅れる？

親と同居していない男性はこの３年間で24.8%が、女性は25.6%が結婚しており、親と同居している場合は男性が12.6%、女性が19.7%結婚しているという調査結果でした。これは親と同居している場合と比べて同居していない男性で約2倍、女性も50%以上の割合で結婚した人が多いということを示しています。つまり、結婚したい独身男女はいち早く親元から独立した方がよいということになります。

社会人になっても親元で生活しているのは独り立ちしていない印象を受けますので、異性からするとあまり好印象に映らない可能性があります（特に男性の場合）。経済的な理由から親元での生活を余儀なくされる場合もありますが、やはり自立して頑張っている人は他人の目から見ても輝いているように感じます。親元にいるから頑張っていないというわけではないのですが、結婚相手には自立していてほしいと考える人が多いのもまた事実なのです。

男性は正規、非正規かが重要

調査結果はさらに続き、男性が正規の職業に就いている場合15.2%が、非正規の職業の場合は6.3%がこの3年間に結婚したとのことです。正規か非正規化でおよそ2.5倍の差がついてしまったということです。女性からするとやはり結婚相手には経済的な安定を求めますし、男性側からしても経済的な安定がなければ結婚に踏み出せないというジレンマが読み取れます。

男女ともに理想を追い求めていたらいつまでたっても結婚できないということになりかねませんので、経済的な基盤についてはお互いに支えあって家庭を築いていくという意識が大切なのかもしれません。

参考　独身者の結婚意欲の変化 - 厚生労働省