マンションのモデルルームに行くとよく坪単価という言葉を耳にします。
既にご存知の方も多いと思いますが、ここで改めておさらいしておきましょう。
坪単価とは
坪単価とは、その名の通り、一坪あたりの単価(価格)のことです。
一坪は約3.3uなので、例えば、66uのマンションは20坪ということになります。
このマンションが6000万円とすると坪単価は6000万円÷20坪=300万円です。
なぜ坪単価が必要なの?
では、なぜ坪単価という指標が必要になるのでしょう。
例えば、ここに5000万円のマンションと8000万円のマンションがあるとします。
どちらがよりハイグレードなマンションだと思いますか?
単純に価格だけ見ると8000万円のマンションの方が高いですよね。
しかし、ここで5000万円のマンションは広さが50u、8000万円のマンションは広さが120uだったとしたらどうでしょう。
このように広さの異なるマンションを比較する際に坪単価を用いるととても便利なのです。
またそのマンションが割高なのか割安なのかを近隣物件の坪単価と比較することで分かったりもします。もちろん平米あたりの単価でも比較できるのですが、日本では昔からの慣習で坪あたりの単価(坪単価)がよく用いられます。
どちらがよりハイグレード?
では、先ほどの2つのマンションの坪単価を見てみましょう。
ここでは話を簡単にするため1坪=3.3uとします。
それぞれの平米を坪に直すと、50u=15.2坪、120u=36.4坪となります。
5000万円のマンションの坪単価は5000÷15.2=329万円
8000万円のマンションの坪単価は8000÷36.4=220万円
このように坪単価でみると5000万円のマンションの方がよりハイグレードなマンションであることが分かります。マンションのモデルルームに行くと必ずこの坪単価という言葉が出てきますので、今のうちに覚えておきましょう。
高級マンションの条件
一般に坪単価が300万円以上になると文句なく高級マンションといわれます。
なかには坪単価500万円を超えるタワーマンションもありますよね。
坪単価500万円超えのマンションなんて憧れの存在です。
どんな方が買われるのでしょうか。
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