ディズニーランド好きなら〜JCB〜
JCBは日本発の国際ブランドで、特にディズニーランド好きの人におすすめです。
ライセンスの発行だけでなく、プロパーカードを自ら発行しているのもJCBの大きな特徴となっています。
この記事ではJCBの特徴やカードのバリエーション、そして招待制であるJCBザ・クラスを取得するために知っておきたいポイントを解説します。
JCBとは?
JCBは日本のクレジットカード会社で、ライセンスの発行や自社製カードの展開を行っています。
町中のお店やネットショップで、JCBのロゴを見かける機会も多いでしょう。
まずはJCBの、知っておきたい主な特徴を解説します。
ディズニースポンサーの1社、優待特典やキャンペーンも!
JCBはディズニーリゾートのオフィシャルスポンサーなので、ディズニーランドなどへ行く機会が多い人やディズニーファンの方は、JCBカードを日々活用するのがおすすめです。
理由は、第一にJCBマジカルへ応募できることです。
JCBマジカルは、JCBカード会員だけが参加できる完全貸切のイベントで、普段混み合っているディズニーランドを楽しめます。
抽選なので必ず参加できるとは限らないですが、見逃せないイベントでしょう。
他にも貯めたポイントをディズニーリゾートのチケットに交換できたり、ディズニーデザインのカードを選べたりなど、JCBならディズニーファン向け特典をたくさん活用できます。
ちなみにJCBの「ザ・クラス」という最上位カードを持っている人は、ディズニーランド内のレストラン「クラブ33」を抽選利用できるのも見逃せません。
日本で唯一の国際ブランド、プロパーカードも発行!
JCBは、自社製のクレジットカード(プロパーカード)を発行しています。
日本で展開されている国際ブランドは主に以下の5種類です。
●VISA
●MasterCard
●JCB
●アメリカン・エキスプレス
●ダイナースクラブ
以上5つのうち、自らプロパーカードを発行しているのはJCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブの3社で、さらに日本の会社なのは5社のうちJCBのみです。
「せっかくカードを使うなら、海外の会社でなく日本の国際ブランドを使いたい」と感じる方もいるでしょう。
JCBなら日本の国際ブランドなので、日本の会社の商品を活用したい人にもおすすめです。
国内ユースでは最強、街中で使いやすい
JCBは国内において、加盟店が豊富なので使えるお店がたくさんあるのがメリットです。
日本の国際ブランドで1961年設立と会社の歴史も古いJCBは、昔からある商店街のお店などでも広く対応しています。
ハワイなど、日本人の多い観光地にも強い
JCBは日本国内だけでなく、ハワイなど日本人がよく行く観光地でも広く対応しています。
海外のお店などの中にはJCBカードを持っていれば優待や割引を受けられるお店・スポットもあるので、海外旅行が多い人にもJCBカードはおすすめです。
ちなみにJCBでは、海外旅行者向けに以下のようなサービスも展開しています。
●旅行前に現地のレストランやエステなどを予約できる「JCBプラザコールセンター」
●空港宅配優待サービスによる手荷物配送(ゴールドカード以上)
●空港ラウンジ利用(ゴールドカード以上)
●空港免税店での割引、優待
●世界中にある日本語対応の窓口「JCB PLAZA」
●Wi-Fiルーターやレンタカーの割引サービス
●海外旅行のおみやげを指定の場所へ届ける「JCB海外おみやげサービス」
JCBカードに入会したら、海外旅行の際はJCB独自の優待やサービスを活用しましょう。
QUICPay対応で後払いによる電子マネー決済ができる!
JCBのカードでは、QUICPayを追加発行して利用できます。
QUICPayは後払い式の電子マネー決済サービスで、リーダーにカード等をタッチすればすぐに支払えます。
利用金額に応じて通常のカードでの支払いと同じくポイントも貯まるしくみで、様々な利用形態を駆使して使えるのがメリットです。
例えばスマホがおサイフケータイ対応なら、スマホ内にQUICPay機能を追加すれば余計な荷物が増えません。
サイフの小銭入れにQUICPay決済用コインを忍ばせておけば、サイフをリーダーにタッチすればすぐに支払えます。
JCBのカードを手に入れたら、必要に応じてQUICPayも活用しましょう。
貯まるのはOkiDokiポイント、ポイントアップ対象店もある!
JCBのカードでは、1,000円の利用ごとに1ポイント(5円相当)が貯まります。
0.5%還元なので、1%還元の楽天カードや1.2%還元のリクルートカードなどに比べると通常還元率は低めですが、ポイント還元率を高める方法も用意されています。
例えばAmazonや楽天で買い物をする時は、専用ショッピングモールサイト「OkiDokiランド」を利用しましょう。ポイントが2倍以上にアップし、1%〜の還元を受けられます。
町中では、セブンイレブンや昭和シェル石油などでポイントが2倍以上もらえます。
中には事前登録が必要なお店もあるので、詳しい情報は「JCB ORIGINAL SERIES」の公式サイトよりチェックしましょう。
対象店舗でお得にポイントを貯められるのも、JCBカードのメリットです。
JCBカードのバリエーション
JCBが自ら発行しているクレジットカードには、主に以下の表にまとめた5種類が挙げられます。
JCB一般カード | JCBゴールドカード | JCBゴールドザ・プレミア | JCBプラチナ | JCBザ・クラス | |
---|---|---|---|---|---|
年会費(税抜) | 1,250円 | 10,000円 | 15,000円 | 25,000円 | 50,000円 |
主な特徴 | 一般向けカード | グルメ・ゴルフ優待、空港ラウンジサービス | GOLD Basic service、対応レストランで30%オフ、プライオリティ・パス | 対応レストランで2名以上のコース予約で1名無料 | 専用コンシェルジュデスク、年1回の商品プレゼントなど |
左から順番にランクが上がり、特典が充実・年会費が上がっていきます。
一般カードなどはすぐに申し込み可能
一般の方がすぐに申し込めるカードは、以下の3種類です。
●JCB一般カード
●JCBゴールドカード
●JCBプラチナ
他社ではプラチナカードが招待制になっているケースもありますが、JCBではプラチナカードも申込可能です。
ゴールドは一般カードに比べてグルメやゴルフの優待サービスが充実しています。
プラチナは主に、以下の特典に対応しています。
●海外空港ラウンジが使える「プライオリティ・パス」
●レストランでコースメニューが1名無料になる「グルメ・ベネフィット」
●専用コンシェルジュデスクによる旅行手配やゴルフ案内など
●京都の「JCB Lounge 京都」を利用可能
●ホテルや旅館での特別プラン「JCBプレミアムステイプラン」
以上のように充実した特典が受けられるので、特典重視の方はプラチナを申し込みましょう。
JCBゴールド ザ・プレミアやザ・クラスは招待制
JCBカードのうち招待制なのは、ザ・プレミアとザ・クラスです。
どちらもJCBゴールドを利用していれば招待を受けられるしくみですが、ザ・プレミアは以下の2つの招待条件が明言されています。
●利用金額が2年連続で100万円以上
●MyJCBへメールアドレスが登録されている
ザ・プレミアは安価な年会費ながらもプライオリティ・パスが利用できたり、「JCBプレミアムステイプランや「JCB Lounge 京都」に対応していたりと、プラチナに近いサービスを受けられるのが魅力です。
ザ・クラスまで上り詰めれば、様々な特典を受けられる!
JCB ザ・クラスの特典は様々ですが、特に以下の2点は魅力的です。
●24時間・365日利用できる「ザ・クラス・コンシェルジュデスク」で予約や手配の代行可能
●年に1回好きな商品をもらえる「ザ・クラス メンバーズ・セレクション」
もちろん、プラチナカードで利用できる「グルメ・ベネフィット」などの豪華特典も利用できます。
年会費が5万円と比較的安価ながら最上位のプロパーカードを持ち、豪華な特典を受けられるのはJCBの大きなメリットと言えるでしょう。(他社だと10万円や50万円など、最上位カードは年会費が高額な場合もあります)
ザ・クラスを取得するためのポイント
JCBのザ・クラスを取得条件は具体的に説明がないため、明確ではありません。
しかし、ザ・クラスを手に入れるためにするべきことはある程度推測可能です。
ここからは、JCBカードに入会してからザ・クラスを取得するまでに心がけたいポイントを解説します。
まずはJCBゴールド以上のカードを手に入れよう
JCBのザ・クラスを手に入れる条件として公式に説明されている数少ない条件の1つが、「ゴールドカードを持っていること」です。
つまりまずは、ゴールドカードを手に入れなければ始まりません。一般カードや他社のカードを持っている状態では、招待が来ないのです。
JCBゴールドの発行条件は、「20歳以上で、本人に安定継続収入のある方(学生不可)」です。
つまり20歳以上で働いていて、学生以外でなければJCBゴールドは発行できません。条件を満たしていない方は、まずJCBゴールドの発行条件を満たしましょう。
高額決済や長期利用が、ザ・クラス取得への道
JCBゴールドを手に入れたら、カードを毎月たくさん使うか、長期間カードを使い続ければやがてザ・クラスへの招待が届きます。
高額決済の場合具体的にどのくらい使うべきかは明言されていませんが、ランクが下のザ・プレミアの招待条件に「2年連続で100万円以上利用」が含まれるので、少なくとも毎年100万円以上の買い物は必須でしょう。
年間200万円や300万円、あるいはそれ以上の高額決済を続けていれば、ザ・クラスの招待が届く可能性は上がります。
長期利用でカードを手に入れたい場合は、10年や15年などの長期間をかけて日々JCBゴールドを使い続ける必要があるでしょう。
金融事故や支払い遅延はしないように!
ザ・クラスの招待を受けるために注意したいのは、金融事故や支払い遅延を起こさないことです。
クレジットカードや他社のカードローンなどの金融商品を正しく使っていなければ信用はガタ落ち・ランクアップはできません。
まとめ
JCBは国際ブランドの1つで、自社製のクレジットカードを発行しています。
JCBはディズニーランドのオフィシャルスポンサーで、所有していれば貸し切りキャンペーンに応募できたり、ポイントをディズニーリゾートのチケットに交換できたりします。
国内・海外で活用できるJCBカードは、魅力的な選択肢と言えるでしょう。