おひとりさまのFX投資入門
はじめに
皆さんのなかには、趣味の海外旅行費用など何か明確な目的のためにFX投資を検討している人がいらっしゃると思います。もしくは、FX投資で何億もの利益をあげるトレーダーの話を見聞きして、自分もFX投資で大きく稼ぎたいと淡い思いを抱いている人もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、これからFX投資を始めようとしている人向けに、FXの基礎的な知識からおすすめのFX業者まで分かりやすく解説していきます。
FXの仕組みを理解しよう
まずFXとはForeign Exchangeの略で、「外国為替証拠金取引」といいます。基本的に、ドル円やユーロドル、豪ドル円などを売買し、その価格の差益を狙う投資です。株式投資は平日の決まった時間帯(午前9時から午後3時まで、午前11時30分から午後0時30分は市場がクローズ)に取引をすることになりますが、FXは基本的に土日を除く24時間取引を行うことができます。たとえ日本が祝日でも、欧米を中心に為替市場が開いていれば、自分の好きな時間に取引が可能です。なお、東京時間の9時、欧州の16時、米国の22時あたりは取引が集中することが多いです。
そして、特に日中は本業の仕事で忙しく、資産運用を行うことができない人にとって、やる気さえあれば仕事終わりやお昼休みなどに、手軽にFX取引ができるため、限られた時間でしっかり稼ぎたい人に向いた資産運用手段といえるでしょう。
また、FX投資の大きな特徴の1つが「レバレッジ」です。レバレッジにより、少ない元手で大きな金額のFX取引ができます。たとえば、10万円を元手に100万円分のFX取引をすることも可能となります。
このレバレッジ効果により、為替相場が予想通りの方向に動けば、元手に対して高い割合で利益を得られる一方、予想通りの方向に動かなければ、それだけ損失も大きくなります。つまり、レバレッジを大きくすると、取引量が増えるため、その分ハイリスク・ハイリターンな取引になることを意味します。そのため、FX投資をこれから始める人にとっては、レバレッジを1倍や2,3倍程度にすることで、リスクを抑えてFXの経験値を積むことが重要となります。あまりにもレバレッジを高くし過ぎると、大きく利益を稼ぐこともありますが、すぐに一ヶ月分の給料が吹き飛ぶことなどは容易に起こりますので注意してください。
次に、FXトレードの売買タイミングなどを判断するときの手法として、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析があります。インターネットでそれぞれの手法を検索すると、とても多くの分析手法を公開していることが分かると思います。この2つの手法は、必ずどちらか一つを用いなければならないというわけではなく、投資スタイルや投資期間などに応じて両手法を使い分けるのがよいでしょう。
ファンダメンタルズ分析とは
まずファンダメンタルズ分析とは、マクロ経済環境を表す指標をもとに投資判断を行う手法です。各国のGDP成長率やインフレ率、金利動向、そして金融政策などが重要指標として挙げられます。たとえば、日本の金融政策を司る日本銀行によるマイナス金利政策の導入の際には、代表的通貨であるドル円は大きな相場を形成しました。また最近では、トランプ氏の大統領就任も相場を大きく動かす要因となっています。ちなみに、今年2018年はアメリカで中間選挙が行われるため、今もドル円相場に影響を及ぼしています。
ファンダメンタルズ分析は、各国マクロ環境から金融政策まで、チェックする項目が多いため、FX投資を始めた最初の頃はどこに注目したらよいか迷われるかもしれません。そのようなときは、長年FXの世界で利益をあげ成功を勝ち取っている人たちが、どのようなニュースに注目しているか参考するのがよいでしょう。
ただし、ファンダメンタルズの中身はすぐに為替相場へ反映されません。そのため、ファンダメンタルズ分析は、中長期の視点で大局観をもって相場を観察し、数か月から年単位で、為替相場がどちらの方向に動くか分析する際に有効な手法といえるでしょう。コツコツとスワップを狙う投資スタイルに合う分析手法かと思われます。
なお「スワップ」とは、正式にはスワップポイントと呼びばれるもので、2国間の通貨を取引することから得られる金利のようなものです。FX取引する2通貨のうち、低金利の通貨を売り、高金利の通貨を買えばスワップを受け取ることができます。逆に高金利の通貨を売り、低金利の通貨を買えばスワップを支払うことになります。
このスワップポイントは、各FX業者によって、通貨ごとに日々異なってきますので、取引するFX業者のホームページなどで確認してみて下さい。
テクニカル分析とは
一方でテクニカル分析には、レンジ相場で機能しやすいオシレーター系のテクニカル指標としてストキャスティクスやRSIなどがあります。また上昇トレンドまたは下落トレンドといったトレンドを形成しているときに機能しやすいのが、移動平均線やボリンジャーバンド、一目均衡表などです。テクニカル分析の種類もバラエティに富みますが、どれも万能ではないため、テクニカル分析を駆使して利益をあげている人のやり方を真似してみるのも良いかもしれません。
そして、テクニカル分析は1分や5分といった、ごく短期間の取引から、数日から数週間のトレードなどにも用いられる手法です。そのためスキャルピングなどの短期取引に向いた手法といえます。
先ほどお伝えした通り、どちらかだけの分析手法を用いるのは得策とはいえません。たとえば、アベノミクスで相場が大きく上昇した際には、テクニカル分析はほとんど機能しません。一方で、投資家が買い・売りのどちらに傾いているか、つまり売買の需給などはチャートなどから知ることができます。
そのため、ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両者を、その目的に合わせてバランスよく使うことが大切といえるでしょう。そうすることで、予測の精度を高め、結果としてトレードで勝てる確率も高まると思われます。
そして、いざFX取引をするためにFX口座を開設しようとする際に、どのFX業者で始めるか迷われる人もいるでしょう。そこで、次項ではFX投資初心者におすすめのFX業者をご紹介します。
FX投資を始めよう
今回は、FX初心者の人におすすめのFX業者として、「ヒロセ通商」をご紹介します。
まずヒロセ通商はジャスダック株式市場に上場していることから、安心・信頼のおけるFX業者です。よく分からない海外のFX業者に比べ、株式を公開していることから、透明性の高い企業であることが伺えます。
そしてヒロセ通商のおすすめのポイントは4点あります。
情報力の高さ
まず1つ目のポイントは情報力の高さです。ヒロセ通商で口座開設することで、元カリスマディーラーである小林芳彦氏の為替情報コンテンツを無料で見ることができます。
小林芳彦氏は、「ユーロマネー誌」顧客投票「日本のディーラー・ベストセールス部門」を6年連続で第1位、「短期為替予測部門」を5年連続で第1位を受賞するなど凄腕のトレーダーです。そして為替情報コンテンツでは、売買タイミングや利食い・損切りポイントなどの参考となる「短期売買方針」や、マーケット動向をリアルタイムに伝える「マーケット速報」など、初心者にとっては大変役立つ情報が満載となっています。
この小林芳彦氏の為替情報コンテンツを見るために、ヒロセ通商で口座開設をする人もいるくらい、とても大きなポイントの1つといえます。
1,000通貨単位から売買可能
2つ目のポイントは、代表的な取引通貨であるドル円などが、1,000通貨単位から売買できることです。通常10,000通貨単位からの売買とするのが一般的ですが、ヒロセ通商では、最小トレード単位が1,000通貨となっているため、FX投資が初めての人でも少額から始められ、リスクを抑えながらFX投資することが可能です。
なお、ヒロセ通商では取引できる通貨が50種類あります。投資初心者は色々な通貨に目移りするかもしれませんが、まずは代表的な通貨であるドル円でFX投資の経験をしっかり積むことが大切だと思います。
業界最高水準の約定力
3つ目のポイントは業界最高水準の約定力の高さを誇ることです。ヒロセ通商は高性能のトレードシステムを保持し、スリッページを最小限に抑えるようにしています。
「スリッページ」とは、相場が大きく急変動したときに、投資家が想定していた為替レートよりも不利なレートで注文が約定してしまうことです。スリッページは実質、損をしているような感じといえます。その点、ヒロセ通商はこのスリッページを最小限に抑えることに徹底して取り組んでいます。
なお約定力の高さは、シンクタンクの矢野経済研究所の調査からも伺い知ることができます(※)。
バラエティ豊かな食品キャンペーン
そして4つ目のポイントは、バラエティ豊かな食品キャンペーンです。毎月、FXの取引数量に応じて、カレーやパスタ、餃子、ラーメンなど様々な食品を無料でもらうことができます。この食品キャンペーンを目当てに、毎月取引を繰り返す人もいるくらい、多くのファンを惹きつけています。
以上のように、ヒロセ通商は、FX初心者にとって魅力的なポイントをもつおすすめのFX業者といえるでしょう。
そして、いざヒロセ通商で口座開設する際の流れは、以下の通りになります。約5分で簡単に口座開設申し込みができます。
FX口座開設の手順
ステップ1:口座開設の申し込み
ステップ2:本人確認書類、マイナンバー確認書類の送付
審査・口座開設(通常、必要書類がヒロセ通商に到着後1〜2営業日で完了)
ステップ3:ユーザーID・パスワードの受け取り
ステップ4:FX口座にログイン、入金後取引スタート
最後となりますが、これまでFXの基礎的な知識からおすすめのFX業者などをお伝えしてきました。「投資は習うより慣れろ」です。ヒロセ通商も含め、FX業者によってはFXデモ取引を行えます。こちらでFX投資をよりリアルに知ることもできるでしょう。皆さんも、レバレッジなどのリスク管理をしっかり行ったうえで、FX投資で効率よく資産を形成していきましょう。
《※出典》
ヒロセ通商