糖質制限 VS カロリー制限
糖質制限とカロリー制限どっちがいいの?
これまで糖質制限ダイエットについて見てきましたが、ダイエットといえばこれまではカロリー制限が主流でした。
糖質制限はお腹いっぱい食べても痩せられるところが多くの人に受け入れられているポイントとなりますが、もはやカロリー制限の役割は終わったのでしょうか。
糖質制限でもカロリー制限でも自分に合った方を選択して続けることができれば、どちらの方法でもダイエットを成功させることは可能です。
お肉をいっぱい食べながら痩せたいという方は糖質制限を選択すればよいでしょうし、ごはんなしの生活は耐えられないという方はカロリー制限を選択するべきでしょう。
またそれ以外にも糖質制限とカロリー制限で向き不向きの傾向はあります。
糖質制限が向いている方とは
糖質制限はどちらかというと体重を一気に落としたい方に向いています。糖質をほとんど摂取しなければ脂肪がどんどん分解されますので、一般的に体重の減少は早いといわれています。
気をつけてほしいのはそれほど太っていない方が糖質制限をしてもそれほど大きな効果は得られないということです。標準体重を下回るような方は糖質制限ではなく、カロリー制限でバランスのよい食事をとりながら体重を落としていくのが望ましいでしょう。
カロリー制限が向いている方とは
カロリー制限は上記のように標準体重を下回るような方に向いています。また女性はどちらかというとカロリー制限を選択した方がよいでしょう。
糖質制限は動物性たんぱく質の摂取が増えたり、脂質の摂取が増えたりしますので便秘になりやすかったり腸の善玉菌が減少したりとよくない面があるのも事実です。
糖質制限は体重を大きく減らす方法と割り切って、健康的なスタイルを保ちたい程度であればカロリー制限で一日のカロリーバランスを気にしている方がよい方法と考えられます。
どちらの方法でもタンパク質は摂りましょう
糖質制限を選択した場合でもカロリー制限を選択した場合でもタンパク質は意識して取るように心がけましょう。
特にカロリー制限は食事の量が減るのでタンパク質があまり取れない傾向にあります。タンパク質の摂取量が少ないと筋肉を分解してタンパク質を補おうとするので基礎代謝がどんどん減少してしまいます。
せっかくダイエットが成功しても基礎代謝が落ちた状態では間違いなくリバウンドが発生することになります。
適度な筋肉はダイエット成功のカギといっても過言ではないので動物性、植物性に限らずタンパク質は摂取するように心がけましょう。