第1回 航空会社の上級会員って?
ワンランク上のおひとりさまライフを追求するおひとりさまライフ編集部。
特集記事の第一弾はラスベガス特集をお送りします。
言わずと知れたエンターテイメントの街ラスベガス。カジノやショー、アトラクションなどここでしか味わえないエキサイティングな体験があなたを待っています。一度は訪れてみたいところですね。
今回はラスベガスに到着するまでの道中を、航空会社のお役立ち情報を交えながら旅行記風にお届けしていきます。
橘「ちょっと編集長〜早くしてください。」
編集長「おーすまん、すまん。ちょっと飲みすぎちゃって。」
橘「なんで海外出張行く日に飲みに行くんですか!しかも何も荷物持ってないってどういうことですか?」
編集長「いや〜とりあえずパスポートは持ってきたので、あとは向こうで買えばいいかなと思って。。」
橘「信じられない…。海外出張に手ぶらで行く人初めて見ました。。まぁいいですよ。時間もないのでとりあえず行きましょう。」
こうして私、橘と編集長のラスベガス取材の旅が始まるのでした。
なんで私が編集長とふたりで…ぶつぶつ。
ラスベガスまでは東京からだと成田空港もしくは羽田空港からサンフランシスコorロサンゼルス経由で行くことになります。
今回は国際定期便の運航を開始したばかりの羽田空港からラスベガスを目指すことにしました。羽田空港から海外に行けるとやっぱり便利ですよね。
羽田空港発の便は深夜0:05の出発なので編集長とは22:00に羽田空港で待ち合わせしていたのです。行く前からこんなだと先が思いやられます…。
橘「さて、飛行機のチェックインも終わったので出発までラウンジでゆっくりしましょう。編集長はANAのプラチナ会員ですものね。こんな時だけは役に立ちますよね。」
編集長「こんな時だけとはなんだ。もうちょっと上司を敬いなさい。」
橘「もうちょっと敬える上司になってから言ってください。」
編集長は無駄に国内出張ばかり行っているのでANAの上級(プラチナ)会員なのです。上級会員になると航空会社が用意するラウンジを利用することができます。(同伴者1名まで無料です)
橘「ここが噂のANAラウンジですね。まだできたばかりだからきれいですね。ダイヤモンド会員になればお隣のANAスイートラウンジを利用できるとか。編集長も早くダイヤモンド会員になればいいのに。」
編集長「そうだな。ダイヤモンド会員になるためには今の倍は出張に行かないとな。」
橘「それじゃあダメですね。経費の無駄遣いになっちゃいますから。」
編集長「・・・」
橘「すごーい。国内線ラウンジと違ってごはんまであるんですね。お腹すいたから食べちゃおっと。編集長もいかがですか?」
編集長「いや、俺はビールとおつまみでいいや。」
橘「まだ飲むんですか…。」
国際線のANAラウンジはもともとビジネスクラスのお客様用ということもあって、至れり尽くせりのサービスとなっています。ANAスイートラウンジはファーストクラスのお客様用なのでさぞかし豪華なことでしょう。私もいつか利用してみたいものです。
橘「さて、そろそろ出発の時間なので行きましょうか。でも編集長だけプレミアムエコノミーだなんてずるーい。」
編集長「これぞプラチナ会員の特権だよ。橘もプラチナ会員目指せばいいじゃないか。」
橘「じゃあ私は海外出張でプラチナ会員目指しますね。」
編集長「おいおい。うちの部署の経費が…。」
橘「えへっ。」
ANAプラチナ会員は搭乗便のプレミアムエコノミーに空きがあれば無料でアップグレードしてもらえるのです。ただし当日空きがあればなので事前予約はできません。しかも申告しないとサービスは適用されませんので上級会員の方は忘れずにチェックインカウンターで聞いてみましょう。先着順なので早めにチェックインした方がよいかもしれませんね。
ちなみにプレミアムエコノミーは、食事はエコノミークラスと同じなのですが、座席がビジネスクラスに近いシートになっていてとても楽ちんなのです。海外の長旅でこの差は大きいですよね。
機内ではプレミアムエコノミーで悠々とした時間を過ごす編集長を尻目に私はエコノミークラスの窮屈な座席でもがいていたのでした。次は絶対ビジネスクラスに乗ろうと心に決めた頃ようやくロサンゼルスに到着です。
橘「ようやくロサンゼルス到着!さすがにエコノミークラスはこたえたわ。」
編集長「次のフライトまで時間があるからラウンジで休憩しようか。」
橘「さすがスターアライアンスゴールド!編集長と違って頼りになりますね。」
編集長「おいおい、、俺はカード以下かよ…。」
橘「ロサンゼルス空港って大きいから乗継が大変よね。」
編集長「ってしかとかよ。。。…そうだな。事前にどのターミナルから乗継するか調べとかないとえらい迷うことになってしまうよな。」
橘「それで今迷ってるわけですね…。」
編集長「・・・」
ANAプラチナ会員になると自動的にスターアライアンスゴールド会員になるため、スターアライアンスに加盟している航空会社のラウンジが無料で使えるのです。(同伴者1名も無料)。海外の乗継便だと待ち時間が長くなることもあるので航空会社のラウンジが使えるとすごく助かりますよね。
ちなみにロサンゼルスの空港はとても大きいので乗継が結構大変なのです。事前に乗継ターミナルの場所を調べておかないと途方に暮れることになります。私たちのように…。
そうこうしているうちに無事ラスベガス行の飛行機にも乗れ、1時間ほどのフライトでラスベガス空港に到着しました。
橘「ふぅ。やっとラスベガスに到着したわ。直行便があればもうちょっと便利なのに。」
編集長「やっぱり海外というだけでなんかわくわくするね。」
橘「さすがラスベガス。空港にもスロットマシーンがあるのね。。編集長にぴったりの街だわ。」
ラスベガスの空港に到着すると早速スロットマシーンのお出向かいに会い、ラスベガスに来たんだなという高揚感が高まってきます。
事前にホテルに予約しておけばリムジンでお出迎えしてくれます。旅はスマートに決めたいものですね。これから起こる数々の出来事なんて知る由もなく、ラスベガスの街にわくわくしながらホテルへと向かうのでした。
次回は「第2回 編集長カジノで惨敗」をお届けします。